
高齢化が進むウチの部署では最近、所謂シニア社員の方がかなり増えてきています。人の出入りがあるわけでは無いんですが、案外色々な影響があるもんですね。
” シニア社員 “が増えてきた職場で感じること
僕の所属する総務部という部署は「企業の顔」とも言われます。実際、社外の人と接することも多く、その殆んどが”こちらがお客さん”と言う立場です。そういう意味ではその企業のカラーがはっきりと出る、とっても重要な部門ではあるんですが、ウチの会社の場合、こういう部門に若い人はなかなか入ってきません。実際、もう36歳になろうかと言う僕が未だに最年少で宴会の準備をしてたりします。シニア雇用の人も多く、定年秒読みの人も含めるとかなりの数がいます。皆、朝が早くて、定時の1時間くらい前にはほぼ勢ぞろい、夜は残業を殆んどすることなく帰宅します。ひとりポツンと残ってると残業するのがアホらしくなって、僕もとっとと帰ってしまうわけですが。
定時で帰ること自体はウチではけっこう当たり前なので特に何も思いません。でも、部内で定年前の管理職からシニア社員という流れを辿る人が多く、どちらの立場でも一緒に仕事をしたことがある先輩がかなりの数います。定年からシニア雇用の流れを見てると、先輩方のモチベーションの変化を感じることがとっても多いです。むしろ「例外なく感じる」と言っても良いかもしれません。
考えられる理由は複数ありますが、話を聞いてみると「やりきった感」と「待遇・肩書きの変化」が大きいようですね。興味があって、色々な会社の事例を調べてみましたが、ウチも含めて単純に定年の延長といっても、60歳を境に待遇や肩書きが変わる会社が多いようです。
個人的にはそんなもの変えずに年だけ延長すれば良いじゃんとも思いますが、色々な悪影響があるのも容易に想像できます。僕の場合は社内ニートみたいなものなので、職場の空気がのんびりするのは大歓迎なんですけど、会社がそれで回るかといえばそうではないんですよね。損失もデカい筈ですし野心ある若手のポストを奪ってしまうことにもなりかねません。もっと上手く行っている企業もあるはずですし、工夫が必要ですね。
ではでは。
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